ヒキコモリの小遣い稼ぎページ 映画編

オススメ映画とかいいながら、オススメしてないのも紹介してます。でもちゃんと見たヤツかDVDを買ったやつしか載せてないから許して!
 おもしろさは、個人的評価なので、『なんでアレが評価が低いんだファビョーン!!』とか、『おもしろいって言ったから観たのにつまんねーじゃん!』とか言われてもヒキコモリは困ってしまうのでそこらへんは勘弁してください・・・。
 逆もまたしかり。
 あと、基本的に単館上映系のマイナー映画ばっかり見てるので、趣味や波長が合わなければおもしろくない可能性大。
  ハリウッド系が好きな人は特に合わない可能性あり。注意。
左翼的な映画ばっか見てるけど、本人はネトウヨです。
外国人参政権反対!!!! 朝鮮学校への公的資金援助反対!!!!

ジョゼと虎と魚たち
おススメ度:★★★★

 聖子の短編小説の映画化。
 千鶴子たんの陥没乳首! 陥没乳首! ・・・じゃなかった。えと、普通のチャラい大学生と身体障害者の女の子の恋愛物語。
 ここにオチを書かなくとも、思った通りの展開。オーソドックスな,いかにもどこにも落ちてそうな普通の恋愛話なんだが、それがもうなんか自然すぎて泣けてくる。
 失恋したあととかに見ると泣いてしまうことうけあい。付き合ったばっかりで夢のあるカップルにはすすめません・・・。
 チャラい大学生役の妻夫木聡が超ハマり役で、この映画を観た後にしばらくマハってたのは秘密だw 

リアリズムの宿
おススメ度:★★★☆

 くるりが主題歌をやってるから期待もせずに見に行ったら、なかなか面白かった。けど、一般受けはしないので要注意。つげ義春の同名タイトルが原作
 家でDVDで見たら眠たくなると思われるので注意。まったーりとしたいときに良いです。
 

サマータイムマシン・ブルース
おススメ度:★★

 部室のエアコンのリモコンが無くなったので、タイムマシンで過去にあるリモコンを取りにいってしまえばいんじゃね? っていう内容だった・・・気がする。
 テンポが良かったので最後まで見れたけど、まぁ普通すぎて内容を覚えてない・・・。おもしろくもないこともないけど普通。
 観た後に、まぁ多分、これ見たことは憶えてるけど、内容は覚えてねぇー類の作品だなぁ、とか思ったら本当にそうなってしまった。
 唯一憶えてることといえば、映画館にエアコンのリモコンを持っていけば1000円で見れるというキャンペーンをやってたことかな。
 

リンダリンダリンダ
おススメ度:★★

 何故か韓国の女優が一応(?)ヒロイン。
韓流嫌いのみるなたんならすぐにスルーするんだけど、監督が上記2つの山下だったので見に行った。
 確か、学園祭にバンドやりたい女の子が触ったことないけど頑張る! みたいな内容だった気がする。
 いやぁ、内容は本当に覚えてないが、この韓国人のっていう女の子が可愛かった! ひたすら可愛かった! 本編とはあんまり絡んでこないけど、可愛かった!
 ということしか憶えていない・・・はにゃん。
まぁ、これも『サマーナイトタイムマシンブルース』同様、面白くないこともなかったけど、内容は覚えてない系。  

自殺サークル
おススメ度:☆

 古屋兎丸の漫画ver が面白かったので原作の映画を見に行ったら、単なるスプラッタものだったよ!
 話もあんまり好きじゃなかった(内容は覚えてない)ので、グモ好きの人以外は避けましょう・・・。
 この監督の波長はどうも合わないなーとか思ってたんですが、『愛のむきだし 』で大絶賛されてたので、合う人には合うんでしょー。俺には無理でした。  

夕凪の街 桜の国
おススメ度:★☆

 原作つきは原作を超えられないという典型みたいな感じ。こうの史代の同名タイトルの実写映画化。
 映画見るよりも、原作の漫画 を読んでください。原爆の悲惨さを原爆の直接描写なしで描いたのが新しいです。  

涙そうそう
おススメ度:★☆

 血の繋がっていない兄妹の話で極めてエロゲ的な設定も、実写の大衆向け映画でやれば立派なパンピー向け
 もう泣いてくださいばかりの話のオンパレードに嫌気がさすんだけど、それも妻夫木聡のさわやかさと、長澤まさみタンのかわゆさが全部カバーしていい感じに仕上がってます。  

ロボコン
おススメ度:★★☆

 長澤まさみの初主演映画だったような気がする。
 高専ロボコンの話だけど女の子が数人出てくることで、高専という感じがせず、望んだものと違う!! とか思いました。結構期待してただけに萎え。
 この映画の見所は、冒頭の『ロボコン?』の発音と、ヒキコモリの中でも心に残ったロボット『にょろ』が出てくるところです 以上!
 

式日
おススメ度:★★★☆

庵野監督の映画。エヴァンゲリオンが終わった後あたりに作ったモノだったと思われ。。
 要は、厨二病のおにゃのこと普通のぼくの恋愛話なんだけどおにゃのこの厨二病がすごい。もう『庵野病み杉』って言葉しか出てこなかった。
 同時期に作られた『ラブ&ポップ』よりは救いがあるのでこっちの方が好きかも。  まぁ厨二病くさいのは嫌いではないのでそれに耐えられるやつは見てくれ。
 

ラブホテル・コレクション―甘い記憶―
おススメ度:☆

 音声案内なし、ひたすら室内を撮影しているというシュールなもの。
 パンピーがタイトルで妄想して見ると多分、DVDを叩き割ってしまう可能性があるので人を選びます。
個人的に西日本編は赤線があったころのような古き良き(?)ラブホテルの室内が中心で東日本編はアーティスティックな部屋が多かったような気がします。
 なかなか興味深かかったです。まぁ、エロティックなものはないのでタイトルにだまされちゃダメです。マジメな建築資料と思って見る方が期待はずれ感が少なくていいと思います。
 

マインド・ゲーム
おススメ度:★★★★★

アニメ映画。ロビン西っていう人の同名タイトルが原作。
 実写ともアニメとも言い難い映像が独特で疾走感があふれててイイ! んですわ。
 主要人物の声が今田耕治とかの吉本芸人を使ってるっていう異色なんだけど、これも単なる客寄せパンダではなく、良いダシを出してます。
 監督のコメントで『がんばったけど原作は超えられなかった』と言ってたので、『いやー、こんなけすごいアニメーションを作っておいてそれはないだろー』と思って、原作本読んだら、確かに原作の漫画 の方がスゴかった。
 これだけインパクトのあるマンガを今まで俺は知らんで、ヲタを名乗っとったんかい! とか思った。でもでも、これをアニメ化できた監督もすごいですから!
 見てるとうぉぉぉと沸きあがってくる爽快っていうかなんていうかが、他のアニメとは比べ物にならない。
 人によっては受け付けないかもしれないけど、未体験なら一回みとけ!損はしない! ってことでおススメ! 
 

サマーウォーズ
おススメ度:★★★☆

 movie walker で99点という超評価だったので釣られて見に行ったらホントに釣られた。
 まぁテンポよくって面白くて、作画は安定してるし、無難に誰と見に行っても楽しめるのはわかるんだが、煽られてるほど面白いわけではない。
 話のムリヤリ感は100歩譲るにしても、舞台が長野県上田市ってシツコク強調してる割に、誰一人として信州弁喋らないことに違和感アリアリ。せめて語尾に「〜だに」とか言わせておけばそれっぽくなったのに・・・。
 なんだかシナリオのツメが甘い感じが否めず。アニメーション部分は悪くはないのにもったいない。
 

劇場版「空の境界」
おススメ度:★☆

『Fate』とか『月姫』とかが流行ってたので、ヒキコモリもヲタクの波に乗る為に、手始めに同じライターが書いた『空の境界』の原作本を読みましたが、あまりに癖がありすぎ&話がわからなさすぎて途中で挫折。
で、劇場版でアニメになったので、全7回。映画館に足を運んで観ました・・・。
えっと、うんと。トータルな感想としては『奈須きのこの廚二病は重症』ということしか出てこなかった。
っていうか、こんなけファンタジーに大風呂敷を広げたのにオチが「こんな私だったけど、これからはマジメに生きていくんだ☆」みたいな感じですっころんだ。
奈須きのこの独特な文体とファンタジー要素がなければケータイ小説じゃん・・・。
 まぁでも厨二病的なのは嫌いではないのだが、もう少し、自分が若ければ手放しで「おもしろい!!」と思ったかもしれないので残念・・・・。
 坂本真綾のハスキーな声の演技を初めて聞いたので、それだけを楽しみに見に行ってました。
 

戦場でワルツを
おススメ度:★

カンヌ映画祭で『おくりびと』と張り合ったらしいアニメ映画。
第3次中東戦争でレバノン侵攻に従軍したけど、その記憶をなくしてしまった人のドキュメンタリー。
 監督がインタビューで、自信満々に『これなら日本のアニメと張り合える』と豪語していたので、その心意気を買って観にいったら見事に裏切られますた。
 アニメの作画が写実的で色使いが独特なので、アニメとして見たときは他にはない感じで、忘れられない印象に残るし、音楽も良かったんだけど、最後にまさかの実写映像!
 実写映像の部分にこの映画に込められた『戦争は悲惨だ!』とかそういったたぐいのメッセージが込められてるんだけど、『あー、コイツは日本のアニメをわかっちゃいねぇなー』とすごくさめてしまった。
 海外製のアニメが日本を抜かすとかいうのはまだまだかかるぜ・・・。
 ただ、これを製作したのがイスラエル人のおっさんということは評価する、その点だけを見れば星5つぐらいはつけてもいい

  ・・・と、クソミソに書いてるけど、コレ、実は結構評価がいいんです。もしかしたら、普段アニメを見ない人やアニメに抵抗がある人には面白いんではないかと思われ。  

初恋のきた道
おススメ度:☆

 中国って広いんだなぁーと思います。というか、古きよき(良かったことってあるのか?)中国って感じが味わえるかと。
 教職志望か、近代中国史をかじってなかったら面白いと思わないかもしれん。
 っていうか、今考えると、これをすすめてきたのは、平和学っていういかにも左な講義の担当の講師だったよなぁ・・・、そりゃそうだよなぁ・・・。
 あ、でもチャンツィーはテラかわゆかったです。  

猟奇的な彼女
おススメ度:★★★☆

 多分、みたことある人も多いと思うけどぶっちゃけるとツンデレの女の人との恋愛物語。
 ツンデレっていう言葉が広まるだいぶ前ですね・・・。ヒロイン役のの女の人がひたすら可愛い。めっちゃ可愛い。それしか憶えてない
 。まぁテンポも良かったので普通に面白くて、最後まで見れます。
 でも、ツンデレって実際にいたらウザいよな・・・。
 

いのちの食べかた
おススメ度:★★★★

 漏れらの食ってるごはんってどこからきてるの? というわけで、牛さん、鶏さん、豚さんとかのと殺シーンや大規模農場で収穫されるところを淡々と撮ってるだけの映画。
 解説・セリフ・一切なし。淡々、と映像が流れるだけ。そこがシュール。感想はおまいらの想像で! ってやつ。
 タイトルから想像するに『こんな風にして自分の食卓に並ばれるから、感謝してごはんを残さず食べましょう』的なものかと思ったら、そんなことよりもなによりも、
 農場で働く人を場所まで移動させるバスの中の風景(誰一人としてしゃべらない、みんな表情が死んでる)に、以前、ネットカフェで日雇い派遣生活の人のドキュメンタリーで見た工場まで送迎するバスみたいな絶望感と似ていたのが印象的デシタ・・・。
 あ、あと、ニンジンや大根は皮ごと食っていたのですが、飛行機から農薬散布をしている様子をみたら『根野菜はちゃんと皮剥いて食わないと、栄養価とか勿体無いとかそれ以前に、ヤバいんだ!』と思った まる  

クライモリ デッド・エンド
おススメ度:★★★☆

オススメされたので見ました。
 これは・・・・! スプラッタ好きなら見るべし。嫌いなら全力で回避しる! っていうぐらいスプラッタ映像が良くできてます。
話も作りもB級ホラー映画といわざるを得ないんだけど、そんなチープさも全部”味”になってます。
 多分、これは待っても深夜枠でも地上波で放映されることはないと思う。
 実はこれ、『クライモリ』シリーズの2作目。でも1作目と関連性はないっぽいので、これだけ見ても話はわかるのでいいんだが。
 1作目も、3作目(日本でDVD未発売・映画未公開)もかなりキてるらしいので、面白かったりグロ大好き(主に臓物系)な人は是非ドゾー。
 

シリアの花嫁
おススメ度:★★★★

 第二次中東戦争でシリア側とイスラエル側に分断されたイスラム教ドルーズ派の村の結婚式の話。
 イスラエル側に住むシリア人花嫁がシリアに住んでる人に嫁ぐ話なんだが、シリアはイスラエルを認めてないので、基本的にイスラエルに住む人はシリアには入れない。
 だけど、例外的にこの村の人間だけは、国連立会いの下、シリアとイスラエルの国境を越えることが出来る。
 その例外は『イスラエル側の村の人がシリア側の村に嫁ぐ場合』『シリア側の村の人がイスラエル側の村の人に嫁ぐ場合』(他にも、イスラエル側のシリア人が、シリアの学校に通う場合なんかもあったりする)
 イスラエル側に住む女の人が、シリア側に嫁ぐと『シリア人』になってしまうため、イスラエルに入国することすらできず、里帰りができない。
 イスラエル側に住む家族がシリアに行こうと思っても、入国すらできない。家族と会う方法は、イスラエルとシリア以外の第三国でしか無理。・・・という政治的な背景があることを知らないと理解しにくい話なんだけど、
 そのまぁ、シリアとイスラエルの国際的ゴタゴタ以外にも、普通に結婚を控えて吹き出てくる家族や親戚間のイザコザ話も面白く、(ドルーズ派はイスラムでも異端なんだけど)
 そこらへんは国も文化も違えども、もめることは一緒なんだなぁ〜とか思いますた。  

未来を写した子どもたち
おススメ度:★☆

 邦題は綺麗なタイトルだけど、原題は『売春窟の子供たち』という身もフタもなかったりする
 インドのスラムに住んで、カーストの為に学校にも行けない子供にカメラを教えたら、なんともまぁ、その写真がコンテストで賞を取っちゃう。
 才能はあるのに、子供を取り巻く環境がダメすぎる。このままここで教育を受けずに育ったら・・・と考えるといてもたってもいられなかったカメラを教えてたジャーナリストが、
 あの手この手をつかって、金をかき集めて、子供に学校に行かせるための手はずを整えるけど、そもそも親が教育を受けてないの学校に行く重要性がわかってないものだから親の猛烈な反対にあって進学を諦めざるを得なかったり、
 役所も傲慢で言った書類を用意してくれなかったりなんちゃったりで前途多難。  
せっかくチャンスを用意しても恩恵を受けられなかったり、恩恵を受けられても、自分から学校を辞めたり、親がやめさせてしまったりと、救われなかった子供のことを想像するといたたまれなくなってしまう・・・。
 まぁ、チャンスをつかめなかったり、離してしまった子供もその後どうなったのかというと、劇場パンフレットを読むと書いてあって、割とそれなりに救われている生き方をしているらしいのだが、
 よっぽど気に入らない限りパンフレットを買わないヒキコモリはそんなことを知りようもなかったのでしばらく鬱りますた。

まぁ、慈善事業やるときは100人救おうとしても無理、100人中1人でも幸せになったらいいじゃない って気持じゃないとやってらんないなぁーとか思った。  

懺悔
おススメ度:★★★☆

 ソ連のスターリン独裁体制下に公開された映画。
 これも当時の旧ソ連独裁体制・社会主義体制 んで、キリスト教的な知識がないとわかりづらいので万人受けしない。
 とにかく色彩がすごく綺麗なんで、まぁ、興味があったら見てください。
 

女工哀歌
おススメ度:★★

 中国のジーンズ縫製工場で働く人のドキュメンタリー映画。
 おまえらの980円ジーンズは海の向こうの中国の工場で、農村から出てきた娘さんが時給200円ぐらいでセコセコ作ってるものなんぜ! 
 ってことで、田舎から出稼ぎに来た女の子が絶望縫製工場で、極悪人経営者の下でせっせと働く話なんだが、
 まぁ、なんか住み込みで働けば、天引き天引き天引きの嵐。シャワーも水しか出ないから、お湯を買って体を洗ってたりとか、遅刻1分ごとに×元とかそんなレベルでひかれもの。
 そして残業代はでないけど、納期に間に合わせる為に徹夜の作業、給料の遅配・・・
 でも極悪経営者も受注先からの受注を取るためにシック八苦で、君らをいじめてるわけじゃないんだよ! っていう時にはおべんちゃらを交えて機嫌をとり、
 時には当局に撮影フィルムを没収されたり国外退去されたりして、価格競争・資本主義を闇を追う問題作。
 と、いうと、左の人っぽくなるので、実際には『中国の工場パネェwww中国人の文化とかヤベェw』ってことを楽しんだらいいと思います。
 搾取ヤベェww という映画なら『おいしいコーヒーの真実 』とかもそんな感じらしいでつ。みたことないけど。