ヒキコモリの最近読んだ本 サブカル系とかエッセイとかでスンマソ。読書嫌いやねん(おい)
増えすぎたのでそのうちカテゴリに分けます。
ここに載ってるからって全部「おもしろい!」わけじゃないので・・・。注文はご自身の判断でどぞ。
ヒキコモリと同じ職場の方は、ロッカーに大概置いてあるので、貸してくれやゴルァっていえばお部屋までデリバリーしますw

救世主(メシア)―人類を救いし者 「聖書新共同訳」準拠〈新約聖書 1〉
オススメ度:★★★★☆

「絵がトンデモナイ聖書のマンガがある」っていうんで、人柱になって買って読んだんだが、これが結構どころか、かなり良くできていた件について。

 表紙からみてわかるように、ヲタ絵なんだが「子供向け聖書まんが」と違ってある程度のヲタ大人に向けて書いてるのか、割と踏み込んで描いてあるところが良いです。
 
 聖書なんて基本、野郎しか出てこないのと、絵柄からみて判るとおり、腐女子向けのBLマンガとしても読めます(コラ) 
 個人的に好きなキャラはアンデレとユダ。アンデレは地を行く弟キャラ(かわいい系)でハァハァ。
ユダはいかにも裏切りそうな顔しててハァハァ。
 たぶん、自分が腐女子だったらこのカップリングで同人描いてるかも・・・w
 
 でも、真の萌えキャラは受胎告知されて「私はまだ男の人を知りません・・・」と恥じらうマリアさんだ!!

 ページ数の関係か、最後、イエスが処刑されるとこのシーンがちょっと物足りないなぁーと思うんですが、そこらへんは 信仰心のない人がみると単なるスプラッタ映画になってしまう『パッション』でも見て補ってくれや。

2巻の使徒(アポストロス)―遣わされし者たち も合わせてオススメ!
強権と不安の超大国・ロシア 旧ソ連諸国から見た「光と影」
オススメ度:★★★

  旧ソ連圏といっても、コーカサス諸国中心。
 ロシアのこれまでとこれからを身近なところから、地域紛争とかいう大きなところ、さらに日本との関係とかこれからのあり方など、ヒキコモリでもわかりやすいように解説。
 ちょっとでも興味あったらおもしろいお。
 この手の解説本にしては眠くならずに読めた・・・っていうか、文章が秀逸です。(ちゃんと勉強してる人が書いてるからなんだから当たり前なんだが)

 
ルワンダ大虐殺 ?世界で一番悲しい光景を見た青年の手記?
オススメ度:★★★☆☆

 ってことで、ルワンダ大虐殺の生存者の手記。壮絶。
 ルワンダの虐殺記念館に行った人の日記で「ノーマルピープルに殺された」と案内してくれたにーちゃんが言ってて寒気がしたって書いてあったけど、その恐怖がちょっとどころか、後ろからトンカチで叩かれたぐらいの勢いで体感できるかと。
 昨日まで普通にしゃべってた隣の人に、自分の目の前で自分、自分の家族が殺される恐怖とか、狂気とか言ったらもう・・・しかも、それがナニも考えないで殺しに集団で走っちゃうっていうところがこれまた怖い。
 これを読んだら、理由もなくいきなり殺されたりする確率がほぼゼロに等しい世界に住んでる自分に感謝したくなるぜ! 
 まぁ、全く救いようの無い本ではないので、まぁこの辺は安心してくれたまえ。
 最後まで読まないと鬱の人は余計人間不信になることうけあい。でも、最後まで読むとちょっと這い上がってこれるかも?
 
以前、紹介した、忘れられた人々―中国精神病人的生存状況とセットで誕生日プレゼント・結婚祝いにオススメ!(w)
自分の人生に悲観してる人はこの2冊を読んで、幸せな世界に生きている自分にありがとうを言おうぜ!
 
ワケありな国境―教科書には載っていない!
オススメ度 :×

んんん− 彩図社の本ってホントダメダメなのと山椒のきいた良書とわかれるな・・・・。書き手の問題なのかもしれんが・・・
ってことで、タイトルにだまされて立ち読みなしで買いましたが正直、最後まで読むことはできないまま放置。
だって仰々しいタイトルを付けてるわりには内容が薄すぎるんだもん。。。この本読むならこのサイトを見てる方が良いです・・。


 例えるならググッて内容をまとめたブログ(概要は書いてあるけどどっかのサイトからパクってきたもの満載でアフィリエイトばっかなやつ)みたい・・・。
 つか内容が値段にあってねぇ!

この本を買うぐらいなら
世界一へんな地図帳の方がお値段的にも納得できるので、こっちにしとけ
なるほど知図帳 世界 2008
オススメ度 ☆☆☆

 そういや地図帳持ってなかったなー と思って買いますた。
旅行情報以外にも、世界情勢なんかの資料が載ってるので、ヒキコモリみたいに「どっか行きたいけどどこに行ったらいいかわからん!」
とか、暇つぶしとかにおすすめ。
 割と、地図には細かい都市とかも記載されてて旅のプランニングにもOK


 ・・・・あ! そこ! グーグルアースで事足りるじゃん! っていうのはナシな!
女の子の28日
オススメ度 ★★★☆

 PMSとか鬱とかで悩んでるナオン必見? な本。

ホルモンバランスによる体調や精神的な影響を28日周期で1日づつ解説してくれてます。
よく衝動買いしてまう! とか、どーしょーもなくイライラするんだけどー! とかいう日とかあるよねー あるある。
 そうゆう自分で「やべぇ!」と思うことをあらかじめ分かってたら、自制も効くよねー ってことで、「今日の自分の変な行動と、明日取ってしまうであろう失敗」に対する言い訳&防御策を練るために最適です、つか便利。
 もちろん、例外はあるんだろうけど、自分の気分の移り変わりなんかを知るのに良いデス。

 ただ、元々、洋書なので、日本語訳がちょっといけてない・・・。
文章がスイーツ(笑)調でちょっとクセがあって、しかも価値観や行動が毛唐ライクなので、自分のことに脳内変換する必要があります。
 でも かなり実用的。オススメ!
 
コーヒーショップで大麻を一服
オススメ度 ☆

まえがき、あとがきがないので作者の経歴がよくわからんのですが、
とりあえず、大麻で逮捕されて執行猶予が切れたすぐ後にさっさとパスポートを取り直して、
オランダとかカナダとかオーストラリアとかインドシナ半島とかに旅して、草買ったり吸ったりしてウハハってやってるエッセイ。
(クサ+旅の旅行記といえば「マリファナ青春旅行」っていう超有名なのがあるのですが、読んだことはないもんで)
 
 草講座的なものではないので、ある程度知識があって、暇つぶしになんかないかなー程度で読む本。
 「ここで草買えちゃった」的な喜びが全体からにじみ出ています。変な後ろめたさがない分、サワヤカですね。
 クサを吸って気持ちよくなるのがウレシーんじゃなくて、こんなところでクサにあっちゃったよ、という出会いに喜びを感じてる気がするのですが・・・。

まぁ、どっちが目的であれ手段であれ、俺が気持ちよかったらいいんだよ! ってことで。
アホ汁レインボー (SANSAI COMICS)
オススメ度 ☆☆(万人受けはどうかと思うので・・・)

ゲームラボで連載されてるアレ。一言で言えば西日暮里をこよなく愛する青年の変態レポートマンガ。

「2chにスレ立てた!」という話で、自分の書き込みが載ってるところがチョトうれしいw
これでオレもピョコタンのツレ!
新シルクロード激動の大地をゆく 上 (1) (NHKスペシャル)
オススメ度 ★☆(興味がないと読もうと思わないと思うので・・・)

NHKスペシャル 新・シルクロード〜激動の大地をゆく おもしろいっすね。ってことで、その取材話 みたいなヤツ。
ヒキコモリでも読めるような軽い文章で、ヒキコモリでも中央アジアの歴史とか情勢とか云々とか理解できます。
(取材してる人によって文章のわかりやすさとかが偏ってるのはまぁこの際、気にしない)
興味がある人向け。
撮影の合間の小話って感じで、本編以上の情報は詰め込まれていないので、わざわざ本として出版する意味あるの? とはチョト思いますが・・・。

中東情勢の本はわりとあるのですが、中央アジアって少ないよねーってことで、ある意味、資料としてもドゾ。

 小難しいことはいらねーんだよ! そこに行くならどうしたらいいんだよ! って人は『旅行人ノートシルクロード 中央ユーラシアの国々』がいまのとこ一番かもシンネ。
 旅行人ノート情報に特化してる点、旅行には役立つのですが、あまり旅行の行きたい気分をかき立てるものではないので(世界遺産とか見所とかを脳内想像しないといけないので)そんな人にはこれまた同じく徹底ガイドNHKスペシャル新シルクロード/激動の大地をゆく (教養・文化シリーズ)(ムック本)をオススメします(っていうか、取材話の本よりもこっちの方がオススメ ☆☆☆☆)新シルクロードのシリーズが辿ってる世界遺産の見所とかをカラー写真で紹介してます。旅行のためのミニ情報も巻末にちょこっとアリ。ハァハァ用にぜひドウゾ。
さくらの唄
オススメ度 ☆☆☆☆

主人公と
中国初恋
オススメ度☆☆☆

 中国旅行記だと思ってタイトルだけで買ってしまうと、激しく後悔してしまうアフリカ旅行記。
前作の『インドなんて(以下略)』に比べると、舞台がアフリカなためか、イマイチ、どんなところなのかピンとこなくて、読むのにちょっと体力いるかも。
 
レッド 1 (1) (KCデラックス)
オススメ度 ☆☆☆☆☆


素晴らしい世界 (1)
オススメ度 ☆☆☆☆

ディエンビエンフー 1 (1) (IKKI COMICS)
オススメ度 ☆☆☆

1965年1月。2人はまだお互いを知らない。

 ベトナム戦争が舞台のマンガ。でもよく読んでみると単なる恋愛モノっぽい。
 とりあえず人が死ぬ 死ぬ 死ぬ。1話につき1人以上は必ず死ぬ。可愛い絵柄なので、戦争でバッタバッタと人が死んでも、なんだかリアリティがない。でも本当の戦争ってそんなリアルですらファンタジーにしか思えなくなるのかもしんない。
 まだ完結してないので面白いぜ! と手放しにオススメできないけど、今後のストーリー展開によっては(っていうか、主人公が死ぬことは1話目で確定してるんだけどw)超オススメ! になるといいなぁ・・・ってことで期待を込めて☆3つ。
E04 地球の歩き方 ヨルダン/シリア/レバノン 2007~2008 (地球の歩き方 E 4)
オススメ度 ☆

 ヒキコモリはこの本を持ってヨルダンに行きましたが、アブダリのバスターミナルでタクシーの客引きにもまれて、来て速攻落としてしまいました・・・・。
 ってことでサーメルさんに借りて、行動してたんだけど、まぁ、その改訂版。
 改訂版つっても、ホテルの値段も観光地の入場料もほとんど前のまんまで何もかわっちゃいねぇ! アンマンでのおすすめホテルはナンシーホステルだ!
 ぼったくりもいいところ・・・と思ったモノの、よく読んだら、ボーダー情報がちょこっと変わってた。
 まぁ、多分、しばらく改訂版が出てなかったために、中古の本がヤフオクあたりで1万円というあり得ない値段を付けられてたから出したんだなとおもふ。
 多分、しばらく中東には行かないけど、仕事中の妄想用に一冊 買いました。

 ぼったくりもいいところ と書きましたが、この「地球の歩き方」が優れているところが一つだけあります。
 それはクネイトラへの行き方が(おそらく)唯一 載ってることです。 以上。
白夜行
オススメ度(未読のため保留)

 久しぶりに会った本好きの友人から手渡された東野圭吾のミステリ小説。ドラマにもなってたことはしってるがどんな内容なのかは不明・・。
 友人いわく「登場人物の目線ではなく、第三者目線ですべてかかれていて、云々で最後まで種明かしがなくってそれがすごくいい!」とかおっしゃってますた。

 気前よく下さったのはよいのですが、ヒキコモリ、いかにせん 推理小説の類を読んだことがないために、なかなか先へ読み進められてませんorz でも絶対 読破するぜ。(誓い)

本をもらったので、こちらもなんかお返しせねう゛ぁ・・・と、ヒキコモリがチョイスしたオススメの本がこ、これ・・・
やっぱり、国立理系大と私立Fランとの格差はダテじゃなかった・・・・orz 
空の境界

オススメ度 (未読のため保留)

 『月姫』とかいう一昔前流行ったらしい同人ゲームのシナリオを書いた人が、それより以前で『創作』ジャンルで発行して数部ぐらいしか売れなかった小説 ・・・らしい。
 ファンタジー小説を読むのに慣れてないので世界観を掴むまで結構苦痛だった・・・。けど、それさえクリアすれば後はグイグイと引っ張られる。
 まぁ本編に関する感想は最後まで読むまで保留ってことで・・・。

 
1ポンドの悲しみ

オススメ度 ×××


 最近、この作家がコメンテーターとかで良くテレビ出てるので、おさえとかなあかんのかなぁ・・・と思って、読んでみた。
 30代ぐらいの男女のよくある恋愛話を書いた小説。短編集。
 どこにでもありそうなフツーの話を フツーに書くものだから、フツーすぎてツマンネェ。
この作者が言ってる「普通の恋愛話こそがおもしろい」っていう意見には賛成なんだけどなぁ・・・。
無人島に持っていくと後悔しそうな本 No1にあげてもいい。
 どんなに暇だろうがページめくるのが苦痛に感じてくる、そんな苦痛責めが好きなマゾの方にオススメな本です。
不肖・宮嶋のビビリアン・ナイト 上 爆弾ボコボコの巻 (1)
オススメ度 ☆☆☆☆

 前に「この人の文章、ちょっとくどいよ」とか書いてたけど、久しぶりに読んだらすごく面白かった。下巻も買った。
イラク戦争開戦とバグダット陥落の様子を淡々と書いてる それだけなんだけど文章の軽快さも含めて読みやすいので、ちょっとでもあの戦争に興味があるなら読む価値アリ。
個人的にショックを受けたのはバグダッド陥落後の暴動 略奪が繰り広げられている様子(下巻)。今でも自爆テロで何名死亡とかひっそりニュースで伝えられるけど、そのなかで何が起こってるのかって、多分、これを読めばなんとなく理解出来るかもしんない。
 
乱世のサバイバル教典
オススメ度 ★★★

オタクもニートも生き残れ!
  年金をキチンと払っていれば仮に障害を持ってしまっても国からお金が出るから大丈夫! 老後の生活も困らない! ・・・・という受け売りは、ちゃんと行政機関が働いていればのこと。日本という国家が機能をうしなってしまえば、日本円なんてタダの紙屑。ふと、周りをみれば、北斗の拳も真っ青な暴力が支配する世界に。食うか食われるか!    って、そんなくるかもしれない”その日”のために役に立つのがこの本です・・・・。

 って、本当は目次にあった『特別企画:世界の危険地帯で生き残れ! 冒険野郎のサバイバル処世術』で、ヨハネスブルグに行ったレポートがあるかと思ってwktkだったのですが・・・・。orz なかった。残念。

 イマイチこの本を読んでも「ちょっと妄想爆発過ぎて想像つかねぇよ! ホントに乱世なんかくるのかよ!」という人は古屋兎丸『彼女を守る51の方法 』でイメージトレーニングをどうぞ。
 何か電波を受信したアナタは、ホンダのカブ買って、今日からイスラエル軍式20分体操をし、来るべき乱世に備えるんだ! レンジャァァァ!

  みんな、口には出さないけど 大貧民でいうところの革命カードが揃う日を、今か今かと待ってるんですね。。。。。
僕の見た「大日本帝国」―教わらなかった歴史と出会う旅

オススメ度 ★★★☆

 タイトルがタイトルなので「どうせ右に寄ってんだろ?」と思われがちだけど、結構、視点は中立(というか、平等)。
 解説とかもわかりやすくて読みやすい、旅行記? のカテゴリーに入るのだろうか?
 ”大日本帝国”の領土だったところ、サハリン・台湾・朝鮮半島・中国東北部(旧満州)・ミクロネシアに「当時の面影」を探す旅の記録。
 
 ヒキコモリは小笠原に行く船のデッキで、”こんな遠いところまで来て、戦って死んで、それでもまだ守りたいものってなに?”とか、”そこで死んでいった人たちを単純に『悪い』とか『恥ずかしい』と片付けて学校で教えるのはどうなん?”と純粋に思った。
 この人が旅する理由も、同じような感じ。
 サハリンを原チャリで一周しようとして、その途中に”日本の足跡”を垣間見て、今でも残っているものをみたいという気持ちが原動力。そこに共感がもてますた。
 いろんな人に、”日本統治時代のものは残ってますか?”と聞くんだけど、反日感情むき出しで接してこられたらやっぱり悲しいし、親しみを持って接してくれたらやっぱりうれしい・・・というそういった素直な感情をそのまま語ってるところも読んでてサワヤカでした。
忘れられた人々―中国精神病人的生存状況
 
オススメ度:★★★★★(でもパンピーの人にはおすすめできない)

 絶版になってたのですが、こないだ○屋に問い合わせたら1冊残ってたみたいなので注文したら「やっぱりなかったです」とか言われて期待をどん底におとされましたが、それから3ヶ月したら新装版として蘇ってた!

 中国の精神病院or患者を撮りまくった写真集。中国ってまだまだ発展途上のところがありますから、そりゃもう内情は・・・。
 築400年の建物を病院の建物としてつかってたり、あんなに広い国なのに病院が狭いから、外に出られずに丸テーブルの上に人が横たわってそのまわりでマイムマイムしてたり、はたまた格差の激しい内陸部では病院に入れる金がないので、暴れるといけないからそこらへんの木にくくりつけられて、へへへtぅ、と、こちらをみてたりと、日本ではゼッタイに撮れない被写体ばかり・・・。内戦の難民キャンプで・・・という写真よりも、ある意味、変な貧しさを感じますた。3000円とお値段お高いですが、ゼヒ、お手元に一冊。
 鬱になったときに下を向いて歩くための道具でもよし、友達が彼女とのノロケ話してきたときに「こんな本があるんだけど・・・」と相手を鬱に叩き落す道具としてもよし、アッパーにもダウナーの方にもオススメな究極の本でございます。
ゼロ次元

全共闘時代のアングラパフォーマンスの写真集。
 京大の学祭でパフォーマンスをしたときの写真に、校舎の柱に『造反有理』と(おそらく)赤文字で書かれていたところが異様に印象的だった。訴えたいものの表現方法? ちゃうか。ちょっとショック受けた。詳しい解説とか読んで無いので、またこの話は次回へ・・・。(ほんまか)
我が闘争

オススメ度:-

 毛沢東語録をだしたので、これも出さないとダメだろうと思ったので、一応。
 それにしても、この間見た、『ディスカバリーチャンネル アドルフ・ヒトラー -カルテが語る独裁者の素性-』はすごかった。
 ヒトラー総統は、同性愛者で、スカトロ趣味で、そのあとお抱えの医師にメタンフェタミン打たれて、中毒に。で、パーキンソン病で、どんどん筋力が落ちて判断力が低下してロシアに攻め込んで、ナチスドイツの衰退が・・・とか、だったらしい。これを作った人はネオナチに殺されてないか心配。
毛沢東語録

オススメ度:-

 『SHELL SHOCK NAM67'』でベトコンが持ってる本。赤に黄色い星は共産主義の象徴です(多分)。
 香港で毛沢東語録の台湾語版を買ってきて、どうしても原文読みたくて一応、読了。まぁ、まぁ。文化大革命って京劇からヒントを得た単なるまやかしのどーのこーのらしい。ここらへんの歴史は中国国内では抹殺。でも、今でも毛沢東の地位は高い・・・らしい。「国民の半分が死んでもまだ6億人いるから大丈夫」といったのは毛沢東同志だということを最近知った・・。独裁者というのはいつの世も虐殺がお好きですねってことで。
鬼畜のススメ―世の中を下品のどん底に叩き堕とせ!!

オススメ度:★★

 かなり昔の本。中学生ぐらいのときに読んで、うかつにゴミを出せなくなってしまったいわくつき。最近ブックオフでありえねー値段でおいていて、どうしても読みたかったから買ってしまいました・・・。アホ。
 鬼畜のススメ っていうけど、まぁ、ゴミ漁りの本。
 個人情報保護法なんていうのが今、あるので、紙のゴミはシュレッダーにかけるご時世でしょうが、ここで紹介されているゴミで印象に残っているのは交換日記のゴミ。「ずっと一緒にいようね」 なんて書いているけど、このノートがゴミの日のビニール袋に入れられてる時点でこいつらの熱も冷めたってことで みたいなくだりに激笑って、ゴミを捨てるのが怖くなったような気が・・・・。
 鬼畜とかいいながらも、ゴミを捨てた本人にちょっと同情しちゃってるのが可愛い。
イラクの中心で、バカとさけぶ―戦場カメラマンが書いた
オススメ度:★★★★

不肖・宮嶋 に似た文章なんだけど、ちょっとこっちの方がグッとくるかもしんない。イラクで死亡した橋田信介さんの本。
 イラク関係の本といえば同時期に雨宮処凛の『戦場へ行こう 雨宮処凛的地球の歩き方』も読んだんだけど、あれが自分探しの人の視点から書いたイラクであれば、こちらはジャーナリストとしての立場。まぁ、どちらの意見を支持するか、といわれれば言わずもがな。という感じで、↓を書いたら思い出したので。(読んだのが随分昔で、内容をちょいわすれてしまつたスマソ)
生き地獄天国
雨宮処凛
オススメ度:★★★

 元イジメられっ子で家出少女、元ビジュアル系追っかけにして自殺未遂常習者。映画「新しい神様」で絶賛された、人呼んでミニスカ右翼・雨宮処凛のターボ全開逆ギレ人生。生き地獄を天国に変える唯一のやり方。
 面倒なので、オビの文章そのまま引用。自伝みたいな感じだけど、それが壮絶でまぁ、スゴイというか、読んでいて面白い。で、何が面白いのかっていうと、ある日連れて行かれた右翼の集会で民族主義に目覚めてーーーその後、『新しい神様』という映画を撮って自分の思いをカメラにぶつけていってるうちに、自分の中の矛盾に気がついてーーーという感じで、自殺考えてる人はとりあえず読んでみましょう。死ぬのはそれからでも遅くないよ。
危ない薬
青山正明
オススメ度:★★★★

 もっと普通の本を紹介しろよ! といわれそうだけど、まぁ落ち着いて。お茶でも飲めや。ってことで、故・青山正明氏の名著。若干データが古いものの、読み物、体験記としては今でも輝きを失ってない(と思う)。読んでて面白いんだけど、最後の方にナチュラルに(薬を使わずに)生きようというヘルシーライフなことを書いてるところに、なんか板ばさみっていうか、なんというか、そんなものを感じました。やっぱ薬やらずに生きれるならそれにこしたことはありませぬ・・・。そこまでしてトリップしたいのか?! という執念を感じられます。ってことで、市販薬フェチな方は『薬ミシュラン』をどうぞ・・・。
実録ドラッグ・リポート
草下シンヤ
オススメ度:★★★

マリファナからハシシやらヘロやらコカやらMMやなんやら、いっぱい試してその使用レポートが書かれた本。まぁまぁ、面白い。ただし、これが棚に並んでたら、親から心配されるので、家族がいる人は注意ですよ。常に周りを冷静にみてるところが、おもしろい要因じゃないかと思う。けど、まぁ、読んだあとの爽快感は皆無なので、万人にはオススメできず。
すばらしきハッシシ―写真集 マリファナでつくる不思議なドラッグ
オススメ度:★☆

 万人の人には決してオススメできない、かつ出版社もいわくつきのところの本。モロッコのハシシ(大麻樹脂)を作ってるオッサンが、吸ってラリってるところの写真は衝撃的・・・。ある意味、18禁。内容自体は結構お堅い(?)解説つきなので、マジメに薬物研究をやってらっしゃる方には良いかもしれません。別にマリファナが吸いたくなる内容でもないので。
エネマグラ教典ードライ・オーガズム完全マニュアル
クーロン黒沢
オススメ度:★★★★★

 『しあわせうさぎ』なんてゲームを買ってしまう、ゲームラボとE-LOGIN(すでに廃刊)が愛雑誌で、さらになぜかPC-FXまで持っているちょっと変な中学生だったヒキコモリのアイドル的存在のライターさん。一時期、ちょっとおもしろくない時期もあったけど、『マイコン少年さわやか漂流記』で復活。んで、この本だけ食わず嫌いで読んでなかったけど、こないだ古本屋で安く売ってたので購入。端っことか、汚れてないか心配だったけど、まぁ、大丈夫。
 読んでいて「書いてる本人も楽しいんだろうなー」となんだかこっちまで楽しくなってくる。でも題材はアレ・・・。個人的には『ドライ・オーガズムと臨狂体験』のところを電車の中で読んでいて、声に出して笑ってしまいました・・・。ってことで、エネマグラのHOWTO本という位置づけじゃなくて、普通に読んでもおもしろいよ! 「オ、オレ こんな面白いものみつけちゃったよ!」的なノリ。
 シモの話に加えて、ヒキコモリがヤクチュウで薬のみまくってたヤバイ時に飲んだ合法ドラック・ゴメオ(現在は違法)の話とかもあるので「不潔よ!」といういいんちょみたいな人は『裏アジア紀行』をどうぞ。
不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ<上><下>
宮嶋 茂樹
オススメ度:★★★
『不肖・宮嶋 国境なき取材班』という本の文庫になったヤツ。有名なカメラマンの人です。ええ。
  最初は話し口調な軽いノリで読んでて面白いけど、途中で飽きてくるのが難点。あ、でも面白いです。
海外派遣された自衛隊の人の気持ちなんかは、安全なところでギャーギャー言ってるお役人さんにはわかりませんからね・・・。
ってことで特に面白かったのはルワンダの難民キャンプの話。
自衛隊の飛行機に乗れなくて、現地でチャーターして、はるか先の難民キャンプまで向かうところ。

京都学派と日本海軍―新史料「大島メモ」をめぐって
大橋 良介
オススメ度:★★(レポートのために読んだので・・・)
レポートの題材につかった。今、思うとなんでこんなテーマにしちゃったのか反省している。右とか左とか、最初に言い出したのはー、だれなのかしら。って、いたってマジメな本。はい。レポート書くだけにさらっと表面的なことだけ拾ってしまつたので、もいっかい読み直してまた紹介文書きます。ええ。
中国、なんですかそれは?
小田 空

オススメ度:★★★

 小田空という昔 むかし、りぼんで描いてた人の中国に関するエッセイ。中国の葬式で使われる紙銭のはなしから、トイレの話、蛍光灯が割れる話とかとか、未知なる大地・中国の小話がいっぱい。普通の日本人ならゲゲッと思う話でも、大陸だからという一言で寛大に受け入れられるのはなぜか。というか、作者自身が、それを受け入れるのに5年近くかかったと書いてあったような気がするけど、5年もガマンしてさらに受け入れるのがすごい。ヒキコモリなんて、たった2泊3日の香港ですらキレてたぞ。・・・って、これが旅の変なところで、ムカついても、もう二度と行くか! とおもっても、しばらくすると、なぜかまた行きたくなってしまうんだよな・・・

インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも
さくら剛
オススメ度:★★★★

もう二度と行くか! で思い出した。『ふりむけばインディアン』という有名なサイトの文章が本になったモノ。旅行記の中でもオモシロス。
 萌え系の彼女にふられて傷心旅行でインドに行ってきたその1カ月の模様を、軽快な文章で読ませてくれます。悲壮感なし。特にバラナシで、インチキ占い師と勝手に対決するくだりなんかは読み応え というか、裕福な国からきてるんだから、多少はバクシーシと思って目をつぶれよ・・・といっても、やっぱり同じ状況ならしかねん・・・というか、わざわざ復讐しにいってるところが、この人のすごいところ。
 インドまで行けるんだからヒキコモリニートじゃねーんじゃねーの? という周囲の声もありつつも、なんとなく自分のことを『ヒキコモリニート』といってしまう気持ちもなんとなくわからいでもない。オススメ。
東アフリカ〈2006~2007年版〉タンザニア・ケニア・エチオピア・ウガンダ
地球の歩き方
オススメ度:-

なんで『地球の歩き方』やねん という突っ込みもあるかもしれないが、まぁ聞け、>>1よ。
 この『東アフリカ版』の危険情報に裂く割合の多さに驚いてほしいからだ。 ・・・と、まぁ、そんなことだけに載せましたスイマセン。
 でも実際に、ここまで危険! 危険! 危険! デンジャー!! と書かれてるところにわざわざ行こうとはちょっと思わない。ヒキコモリ、上で紹介した『ちょっと戦争ボケ』ででてきた『ルワンダの虐殺記念館いきてぇーーー』と思って、これを読んだら、行く気がなくなってしまった・・・。
 あと、特筆すべきは、この地球の歩き方に書いてある危険情報なんかは、他の地域だと「すこし気をつければ回避できたのに」とか、そんな感じで読者投稿にコメントしていることが多い。(特に『地球の歩き方 インド編』なんかは、100%旅行者が悪く、ぼってくるインド人は悪くない みたいな書き方をしていてちょっとヘドが出そう) しかし、この東アフリカ編だけはそういったニュアンスのことは匂わせてなかったので、好感大でした。そんなけ。
オススメ電卓
ダイヤテック POWERLINK mini FUJITSU FMV-BIBLO LOOX U/P専用 ACアダプター PLS16F3